◎リーグワンDivision1戦力分析~トヨタヴェルブリッツ編
どうもこんにちは、スシ丸です。体調を人生最大に壊してしまいまして、更新できず申し訳ございません。明日開幕ということもあるので、構成も変えつつ、のんびり書いていこうと思います。というわけで、来るリーグワン2024-2025シーズン開幕に向け、1日1チーム、全12チーム各チームの戦力分析、トヨタヴェルブリッツ編です。読んでリーグワンの楽しみな点、期待する選手、期待する成績、等一つでもそういった視点が増えていれば幸いです。
話す順番として、
①昨季のリーグ戦、プレーオフトーナメント結果
②所属各国代表選手
③昨季からの主要離脱・加入メンバー
④(開幕)スタメン 注目メンバー
の順に見ていきます。
①昨季成績→リーグ戦10勝6敗
昨季ボーデン・バレットとアーロンスミスのハーフ団と大型補強を実施したトヨタでしたが、開幕節での丸山選手の怪我やSH福田選手の怪我も重なり思ったように勝ちを積み上げられずプレーオフ進出を逃してしまいました。が一方の今季もさらに大型補強を慣行。昨季と今季とは目指すラグビーはおそらく同じですが、そこに立つメンバーはかなり異なっています。新たにHCに就いた元AB’sHCのスティーブ・ハンセンさんの元、プレーオフ進出ができるか。期待の新たなスタートです。
②各国代表選手
PR 三浦 昌悟 木津 悠輔 浅岡 俊亮
HO ジョージ・ターナー(SCO)松岡 賢太
LO リッチー・グレイ(SCO)秋山 大地
FL アイザイア・マプスア
LO/FL/No.8 ピーター・ステフ・デュトイ 姫野 和樹
SH アーロン・スミス
SO 松田 力也
CTB ニコラス・マクカラン シオサイヤ・フィフィタ
豪華。その一言に尽きます。FWには2024年の世界最優秀選手を受賞したP.Sデュトイ、スコットランド代表79キャップを誇るLOリッチーグレイ、日本代表もずらりと並びながらSHにアーロンスミス、SOに松田力也、CTBにマクカラン、リーグラグビーから移籍のジョセフマヌ。凄いですね。これがどのようにチームとして機能するか、注目です。
③昨季からの主要離脱・加入メンバー
離脱→ トムロビンソン(引退)古川 聖人(横浜E)福田 健太(サントリー)ボーデン・バレット(NZ)丸山 凛太朗(花園L) チャーリー・ローレンス(相模原DB)
加入→ サミュエル・マタアファ(豪)田中ダウリンジョウナス(豪)リッチー・グレイ(SCO)松田力也(埼玉W)マットマッガーン(BR東京)ニコラス・マクカラン(東芝)ジョセフ・マヌ(豪)
離脱組は大きく6名。前期HCのイアンフォスターさんは、AB’sでもモウンガ×バレットの形で採用していたダブルSOの形を丸山選手×ボーデンバレットでおそらく目指していたと思われますが、ここでその2人が離脱。また出場時間を求めて福田選手が、脳震盪の兼ね合いでトムロビンソンが離脱。戦力の補強が必須の状況でした。
そこで加入したのが日本代表松田選手とマッガーン選手。加えてCTBにこちらも代表のマクカラン、さらにリーグラグビーの雄ジョセフ・マヌ選手。またFWにも経験あるリッチー・グレイと若手のサミュエル・マタアファと田中タウリンジョウナスを加入させ戦力の充実と若返りを同時に図っています。
④開幕スタメン、注目メンバー
スタメンは上記の通り。一部報道ではWTBかFBでの起用があるとされていたジョセフ・マヌ選手はCTBでの起用でしたね。デュトイ不在が気になるところではありますが、リッチーグレイ、姫野、アーロンスミス、松田選手のパフォーマンス、コンビネーションには大注目です。懸念があるとすれば、入れ替わりの多かった昨季から今期、チームとしてまとまりを持ちAT,DFし続けられるかでしょうか。まあそこも不動のSO松田選手にかかればなんとかなるでしょう。そこがチーム成績の大きなポイントになると思います。
⑤プレシーズンマッチ結果
サインプレーの少なさや交代選手枠の多さ、代表クラスの不在などもあるのであくまで参考程度に。
前半に主力が
出ていることが多いです(比較的)。
〇勝利 ●敗戦 (5-1)
第1戦 vs神戸スティーラーズ ●26-33(前半19-14 後半7-19)
第2戦 vs日野レッドドルフィンズ 〇42-40(前半21-33 後半21-7)
第3戦 vsグリーンロケッツ東葛 〇45-24(前半33-12 後半12-12)
第4戦 vsシャトルズ愛知 〇38-26(前半7-14 後半31-12)
第5戦 vs静岡ブルーレヴス 〇61-50 (前半7-40 中半21-5 後半33-5)※3本ハーフで前半は主力温存
まとめ
昨季とは全く別と言って差し支えないヴェルブリッツ。DFに不安は残りますが、逆に言えばチームとして長いシーズン成長できる伸びしろは12チーム随一で、各人のポテンシャルも併せると今季のリーグワンのダークホースとなるかもしれません。