◎リーグワンDivision1戦力分析~東芝ブレイブルーパス編
どうもこんにちは、スシ丸です。今日から来るリーグワン2024-2025シーズン開幕に向け、1日1チーム、全12チーム各チームの戦力分析をしていこうと思います。とはいっても堅苦しく「この数値が~」ではなく、雑多に多分今年このチームはこんな感じだよね程度に思っていただければ。楽しみな点、期待する選手、期待する成績、等楽しみ方は人それぞれだと思いますので、一つでもそういった視点が増えていれば幸いです。
話す順番として、
①昨季のリーグ戦、プレーオフトーナメント結果
②所属各国代表選手
③昨季からの主要離脱・加入メンバー
④予想スタメン 注目メンバー
⑤プレシーズンマッチ結果 の順に見ていきます。
まず初めに昨季優勝の東芝ブレイブルーパスから。
①昨季成績→リーグ戦14勝1分1敗 プレーオフ優勝
東芝は接点無双を掲げた元来強いFW陣に加え、昨季リッチー・モウンガ、シャノン・フリゼルの獲得で一気に戦力を充実させリーグワン初優勝を掴みました。今季もその戦力は衰えていません。
②各国代表選手
PR 木村 星南
HO 原田 衛
LO/FL/No.8 リーチ・マイケル
LO ワーナー・ディアンズ
SOリッチー・モウンガ
WTB ジョネ・ナイカブラ
FB 松永 拓朗
チームの核となる2・8・10・15番に代表選手がいるのは強さを感じます。また年齢も若く、まだこれからも代表経験が積んでいけることも◎
③昨季からの主要離脱・加入メンバー
離脱→ SO中尾隼太(三重H)CTBニコラス・マクカラン(トヨタV)
加入→ SO池戸将太朗(明大) Utilityステファーナス・ドゥトイ(流経大)
離脱組からは、昨季その堅実なプレーで持ち味を発揮し、日本代表に抜擢されたマクカランの離脱は大きく、またシーズンを戦い抜く上で重要なモウンガの控えとなっていたSO中尾選手の移籍もまた痛手です。
一方新戦力としてSOには期待の若手池戸選手が加入し、今期SO登録の日本代表松永選手を見て勉強するのか、控えの座を勝ち取るのか楽しみな所です。また流経から南アフリカ出身185cm,96kgのユーティリティバックス、ステファーナス・ドゥトイが加入し、むしろFBは桑山、マイケルコリンズ、ドゥトイ、松永と誰が出ても一定のパフォーマンスは期待できそうです。
ただ1点、CTBがマクカラン離脱でタマニバルが主体となる所には不安が残ります。ボールキャリーの爆発力はありますが、東芝BK陣で唯一プレーの安定性に不安があり、DFについてもマクカランの方が信頼が置けます。それほど入替の少なかった東芝において選手選考で唯一の懸念点だと思います。
④予想スタメン 注目メンバー
プレシーズン最終節メンバーを軸に代表3名が復帰した形。昨季からの変更も少なく、安定した実力が出せる布陣です。注目はワーナー・ディアンズ選手。日本代表でも出色の出来だった今季3期目のディアンズ選手。年々強度の高まるリーグワンにおいてもラインナウト、フィールドプレーの両面で支配的な活躍に期待します!
⑤プレシーズンマッチ結果
サインプレーの少なさや交代選手枠の多さ、代表クラスの不在などもあるのであくまで参考程度に。
〇勝利 ●敗戦 (5-3)
第一戦 vs三菱重工ダイナボアーズ ●14-29(前半14-24 後半0-5)
第二戦 vs九州電力キューデンヴォルテクス 〇40-33(前半14-21 後半26-12)
第三戦 vsリコーブラックラムズ東京 ●22-59(前半10-35 後半12-24)
第四戦 vs東京サントリーサンゴリアス ●28-47(前半14-21 後半14-26)
第五戦 vs横浜キャノンイーグルス 〇28-24(前半14-10 後半14-14)
特に4,5戦目はリーチ、モウンガ含め代表組以外ほぼスタメンで前半は戦っていましたので今期もサントリー、キャノンの実力は十分に見えます。とはいっても代表組が入るとまたチームはガラッと変わるので、ここも参考程度ですね。
まとめ
東芝は今季も実力としては申し分なく、特に加入・離脱数が少ないことからもチームとして成熟していけることが強みとしてあります。大物が続々と加入、移籍したリーグワンの中においてもモウンガ1人いるだけでチームとしての安定感は抜群で、今季も優勝候補の1つだと思います。
蛇足
チームスピリット 【猛勇狼士】~我ら、接点無双、猛攻猛守の紳士なり。~
猛勇狼士には、猛がクラブの根源でもある接点で勝つ事、勇狼がブレイブルーパス、士が紳士と武士を表しているそうです。チームサイトにある、下の武田双雲氏が揮毫(きごう)した字が最高にかっこいいです。こんなん試合で掲げられてたらそれだけでちょっと熱い。あとサイトでは生チーム歌も聞けます。